0次安全編|東北地区スバルレポート

SUBARUのDNA〜0次安全編〜車そのものの基本スペックが安全!大場先輩に聞きました!〜「運転に疲れない」基本構造が、スバルの0次安全のポイント〜

大場先輩のプロフィール  [ 勤続年数: 4年/趣味:カフェ巡り/ クルマ選びのエピソード:ちょい乗りでも遠くに出かける時でもちょうどいいサイズ感が気にいってインプレッサを昨年購入しました♪ ]

正しいドライビングポジションが、事故を未然に防いでくれる

-まいあ:スバルの安全への考え方はさまざまな角度がありますよね。
なかでも、0(ゼロ)次安全について、わからないので教えてください。

-大場:「安全対策」は一般的には、「事故が起きたとき」の対応策の場合が多く見られます。スバルは事故が起きる以前の、「事故が起こりにくくする対策」を開発段階から考えています。事故が起きるにはさまざまな要因があります。そのなかでも最も多いのがドライバーの不注意です。運手中にぼーっとするなどの不注意は疲労感から繋がってくるので「疲れない」というのが最も大切な0次安全の1つとなります。

-まいあ:疲労がたまると注意力散漫になりますよね…。疲労を軽減するためにはどのようなことを心がければよいのですか。

-大場:そうですね、疲労の大きな要因としては運転姿勢が挙げられます。
人の体型は小柄な人から大きい人まで様々ですよね?
洋服はその体型にあったサイズを選ぶことが出来ます。でも車には決まったサイズしかありません。
その代わりにシートやハンドルの調整ができるようになってます。
その中でもハンドル部分の角度や前後の位置を調整する「チルト&テレスコピックステアリング」が現行のスバルの普通乗用車にすべて装備されています。
※トレジアは除く

-まいあ:チルト&テレスコ・・・・、それはそんなに重要なんですか??

-大場:とても重要な装備のひとつになります。理想的なドライビングポジション(姿勢)は、皆さんが思っているより、本当はもっと前なんです。ブレーキをぐっと踏み込んでもまだ膝が少し曲った状態で、肩はシートから離れず、ハンドルを握っても腕が伸びきらない姿が、安全な姿勢なんですよ。これは疲れにくいだけではなく、いざという時に確実に操作できる姿勢でもあります。でも人によってはベストポジションは作りづらいんです。
女性はカカトの高さのある靴を履くことによりカカトの高さ分、足が長くなります。それによりシートを後ろに下げて調整しますよね?でも腕の長さは変わらないからハンドルが遠くなってしまいます。でも、チルト&テレスコピックステアリングで調整すれば、理想の運転姿勢に戻すことができます。ドライバーそれぞれの体型などにあわせてオーダーメイドのようにドライビングポジションを最適にできるんです。
どんな人でも疲れにくい運低姿勢が作れるので疲労を軽減し、安全性につながります。

運転に集中できる操作パネルの配置も、0次安全の1つ

-まいあ:ドライビングポジションのほかに、基本的な0次安全の工夫はどういうところですか?

-大場:視界移動をほとんどしなくてもいいように配置された操作ボタンですね。
スバルのクルマの場合、使用頻度の高い操作ボタンは、ステアリング周辺に配置されています。
またエアコン等も少し手を伸ばせば簡単に調整できます。下のほうについているボタンがないことにより運転中に視線を下に向けることもなく運転に集中できます。
また、スバル車のどの車をみても、だいたい同じ場所に操作ボタンが配置されているんですよ。
このおかげでスバル車からスバル車へお乗換えされた場合には、初めて運転するときから「いつもどおりの運転スキルを発揮」できるんです。
これも、0次安全の1つです。

-まいあ:なるほど・・・、
「‘初めての不慣れ感’がない」というのも、安全運転の根本なんですね!
これは目からうろこです。当たり前のようで、とても大切なことですよね。
スマートフォンでもなんでも、機種変更するとしばらくはメールも送れないほど操作がわからないこともありますしね。

-大場:今は操作ボタン等がデジタルものが主流になりつつありますがスバルでは、情報がゴチャゴチャしない「見やすい」アナログを起用しています。
ひと目みて瞬間的にイメージがしやすく理解しやすいメーターも0次安全の考え方からくるものです。
視線の動きにも考慮して、配置にもこだわっています。
他ブランドでは、ミラーの調節ボタンがステアリングの奥にあったりと驚くような使いづらい配置もあります。
人間の目の動き、座ったとき、自然と手を置く場所、こういったところを考えながら運転に集中できる環境を整えることで事故が起きにくくなるんですよ。

もしも事故が起きてしまったら・・・歩行者も守るのがスバルのクルマ

-まいあ:できるだけ疲労を軽減し事故が起こりにくいドライビング環境を整えているスバルの0次安全ですが、もし事故が起きてしまったときの安全対策もあるんですよね?

-大場:そうですね。
根本的な構造としては「クラッシャブルゾーン」という空間をあえて作っています。
水平対向エンジンだからこそ作れる「空間」なんです。ここはいわゆるクッションスペースになっているんです。万が一、歩行者と接触する事故の際にもスバルは「クラッシャブルゾーン」があることで、衝撃を緩和できるつくりになっているんです。

-まいあ:歩行者側のエアバッグのようなスペースがあるんですね!歩行者にも配慮できているなんて・・・凄いです!

-大場:同時に、ドライバーの足についても守る構造をとっているんです。
ボディーが変形するレベルの事故の際は、エンジンが図のように下にもぐりこんでドライバーの下半身に直撃しないような構造は水平対向エンジンならではです。
このように「事故が起きたとき」の対策もしっかりとしているのがスバルのクルマ作りです。
また、それと同じくらいにスバルは「事故が起きないようにドライバーを支える」事も考えてクルマ作りをしています。
これが、スバルの0次安全の考え方ですよ。

大場先輩のお気に入りツール「ハンドクリーム」

■この道具を愛用している理由は?
最低限 相手に見える手指はきれいにしておこうと思っているから。

■エピソード
基本的にお客様のクルマを扱うときや、納車のときは油分がついてしまっては駄目なので使いません。
お客様の目の前に出たときに、机の上で商談しますので、そのときに手がガサガサでは失礼かな・・とも思って、ハンドクリームをつけるようになりました。
冬は特に、納車時の洗車は素手で行いますので、しもやけにもなりますが、卓上で資料を指差しながら説明することもあるので、お客様の目に触れる手指は、できるだけ荒れが目立たないように整えることを心がけています。